成人式に間に合わない!?直前で振袖をレンタルする場合の注意点!
成人式で振袖をレンタルして着ようと考えているのなら、できるだけ早く準備をすることが大切です。しかし、どうしても事情があってレンタルするのがギリギリになってしまう場合もあるでしょう。その際は、気を付けなければいけない注意点がいくつかありますのでご紹介します。
遅くなればなるほど選べるアイテムの数は少なくなる
振袖レンタルは成人式の1年前に申し込むのが一般的です。もっと早い人だと2年以上前から申し込んでいる場合もあります。
そのため、成人式直前になってしまうと、人気のある振袖はもうほとんど予約が埋まってしまっていて、借りられなくなっていることが多いので要注意です。また、振袖とあわせてよく借りられている草履やバッグなども、申し込むのが遅いとあまりよいものを借りられないことがあります。
振袖以外のアイテムもすべてレンタルする予定の人は、なおさら早めの申し込みが必要です。ただし、大きなお店や振袖レンタル業者なら、成人式直前でもかわいいデザインの振袖や小物がたくさんレンタル可能になっている場合があります。
そういったお店や振袖レンタル業者は振袖の在庫の数がとても多いため、成人式直前に振袖をレンタルすることになったときは、できるだけ規模の大きいところを選ぶのがおすすめです。
そうはいっても、どういったお店は規模が大きくて、逆にどんなお店は規模が小さいのかというのは一見してもなかなか見分けられません。そんなときはお店のホームページを見るのがおすすめです。
ネットレンタルを受け付けているお店は基本的に規模が大きめですが、ネットレンタルは受け付けておらず、ホームページではただお店の紹介をしているだけ、というところはあまり大きくない傾向があります。急がないと間に合わない、という状況でお店選びをする際には、検討しているお店のサイトを一度見てみてください。
着付けなどの予約がなかなか取れない
かつては、お母さんやおばあちゃんなどが振袖の着付けをしてくれるという時代もありましたが、現代からすれば遠い昔の話です。今ではすっかり、振袖を着るときには美容院へ予約してプロにやってもらうのが当たり前になっていますし、着付けと一緒にヘアメイクもしてもらうのが一般的です。
しかし、成人式直前などかなり遅いタイミングになってしまうと、美容院に連絡しても予約を取れないことが多くあります。美容院には予約を受けられる枠に限りがあるため、確実に着付けをしてもらおうと思ったら、振袖と同じように一年ほど前には予約しておかなければいけません。
せっかく借りられた振袖も、着付ができなければただのきれいな布です。普通の着物ならまだなんとかなるかもしれませんが、振袖というのは自分で着かたを調べて着られるような衣装ではないため、やはり知識や経験のある人にやってもらうのは必須になります。
そのため、成人式直前になっても着付けやヘアメイクの予約ができていないという状況になってしまった場合は、美容院の予約を取ることより振袖レンタル業者に連絡することを考えましょう。振袖レンタル業者の中には、成人式当日は特設会場を作って着付けやヘアメイクを行うというところが存在します。美容院では空きがなくても、そういったところならまだ予約が取れるという可能性は大いにあります。
予算やデザインなどを具体的に決めておく必要がある
成人式直前に振袖をレンタルしようと思ったら、悩んでいる時間はあまりありません。そこまでゆっくり振袖選びをするというわけにはいかないので、予算とデザインを具体的に考えておくことが大切です。
例えば、予算は10万円、デザインは古典柄の赤色系統、といった明確な指標があれば、振袖選びは格段に楽になります。そういわれると、大きいお店より小さめのお店に申し込んだほうが、最初から選択肢があまりないのでよい気がしてくるかもしれませんが、実はまったく逆です。
大きいお店はギリギリでの申し込みにも比較的慣れているため、予算やデザインの要望を伝えればスムーズに最適なものをおすすめしてくれます。事前にある程度借りたい振袖の方向性を定めたら、なるべく大きめのお店や振袖レンタル業者に連絡することをおすすめします。
まとめ
振袖レンタル業者で借りられる振袖の数は成人式が近づくにつれて少なくなってきますが、在庫が多い大きめのお店なら、成人式直前でも人気の振袖を問題なく借りることができます。また、美容院で着付けやヘアメイクをしてもらう予約が取りづらいというのも成人式直前に振袖をレンタルするときの注意点の一つですが、振袖レンタル業者に連絡すれば代わりにそういったことをしてもらえる可能性があります。
もう間に合わない、というくらい直前になってから振袖をレンタルする場合は、ネットレンタルを受け付けているような大きめのお店にお願いするようにしましょう。