レンタルした振袖はキャンセル可能?流れや注意点を事前にチェックしよう
成人式に向けて振袖のレンタル申し込みを終えた後に何かしらの事情で、振袖をキャンセルすることが起こり得るかもしれません。
申し込んだ振袖のキャンセルは、可能なのでしょうか。ここでは、振袖レンタルのキャンセルの流れや注意点について、事前にチェックすべきポイントを解説しますので、予約前の方はぜひご参考にしてください。
予約はキャンセル可能?
振袖レンタルと一言で言っても、サービス内容は業者によって千差万別ですが、キャンセルすることは、一般的に可能となるケースが多いです。
ただ、キャンセルの事由が利用者側であるお客様にあるか、店側にあるかで対応は変わってくるでしょう。また、利用するサービスが店舗での着付けやヘアメイクもともなうものか、配送レンタルかによっても、可否が問われます。
たとえば次の例だと、無料でキャンセルや衣装交換が認められる事由になります。振袖に不良が見られたり、配送途中の事故によって、振袖に損傷があったり、予約した振袖とは違う別の振袖が届いた場合など、主に配送レンタルによる例が挙げられるでしょう。
以上の例は、店や配送業者側の過失が原因になるケースで、振袖レンタルをキャンセルする理由が利用者側の都合によるものであれば、キャンセル料金が発生します。また、配送にてレンタル手続きをした場合にキャンセルするとなると、キャンセル自体を断られることもあります。そのため、店の規約には、必ずしっかり目を通しましょう。
ほかにも、キャンセルするのが成人式本番か前撮りかでも、キャンセル手続きの可否やキャンセル料金が変化する場合もありますので確認することをおすすめします。
振袖レンタルのキャンセルをする手続きの流れ
仮に自分に過失がなかったとしても、何かしら問題があれば、成人式に間に合うよう、早め早めに利用した店へキャンセルの手続きをしなければなりません。キャンセルの手続きは、基本的に期間に制限があるので、できるかぎり速やかに済ませましょう。
キャンセル手続きの方法について、まずは電話での連絡をアナウンスしているケースも多く、問い合わせフォームから受け付けている店もあります。振袖のレンタルを申し込む際に、初めからキャンセルを考えている方は皆無だと思いますが、利用する前にキャンセル手続きの流れについて、あらかじめ確認するようにしましょう。
キャンセル料金の支払い手続きは、クレジットカード決済にて受け付けている店が多いような印象があります。もちろんお店によって、銀行振込や代金引換払いに対応しているケースもあります。
キャンセル料金の金額は、店によってまちまちですが、元が高いレンタル料金から割り出す店だと、決して安くないケースも少なくありませんので、事前確認はトラブルを未然に防ぐ第一条件と言えるでしょう。
振袖レンタルをキャンセルする場合の注意点
振袖レンタルのキャンセルについての注意点は、やはりキャンセル料金が主となるでしょう。あるお店の配送レンタルの例だと、届いた振袖が別のもの、あるいは不備や欠損があれば、連絡したうえで商品到着後から2日以内に着払いで返送するよう呼びかけており、無償で交換に応じています。基本的に利用者側に過失がなければ、このような無償対応は一般的でしょうし、安心です。
また、利用者側の都合による場合であれば、着用日までの日数に応じて、キャンセル料金が徐々に増えていくことに注意してください。日数や料金の増額率は、店によって異なるものの、段階的に金額が上がっていく店は多いようです。
先述した店を例にすると、着用日の29日前までに申し出する場合、利用料金の10%を負担し、着用日の15日前だと利用料金の30%、着用日の5日前だと利用料金の50%を支払わなければなりません。
キャンセル料金の細かい推移は、店によってさまざまですが、「着用日までの日数」は、多くの店において注意すべきポイントでしょう。また、「申し込み日からの日数」で増額していく店もあります。
宅配であればまた事情が変わり、宅配到着日までの日数で計算する業者も見受けられます。
まとめ
振袖レンタルは、お得なキャンペーンを実施している店も多いので、ついつい規約に目を通すのをおろそかにして、予約してしまといった流れでトラブルに発展してしまうケースも見受けられます。
ですから、今回説明した振袖レンタルはキャンセル可能なのか、そしてキャンセルができる場合の手続きの流れと、注意点について留意したうえで、振袖レンタルの予約を入れるようにしてください。
キャンセルにリスクがともなうのは、どの店も同じことなので、それを重々理解したうえで、できるだけ品物やサービスを吟味したうえで、自分に合った振袖を見つけ出し、晴れの舞台へ出席してください。