成人式は振袖を着ないとだめ?着る・着ない両方のメリットを確認!
成人式といえば、やはり振袖を着ておめかしをしたいと女子なら誰もが思うはず…と言いたいところですが、そこまで振袖に関心がない方や、諸事情により振袖に挑戦できない方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、成人式で振袖を着るか着ないか、それぞれのメリットをご紹介します。
成人式で振袖を着るメリット
振袖は洋服であるスーツと違って、コスパや準備、動きやすさの面で不便な面もありますが、日常的に着るものではなく、あくまで人生で一度しかない成人式のために着るものです。
成人式に振袖以外で参加をするとなると、しばしば聞かれるのが、「振袖じゃなくていいの?」といった質問でしょう。振袖を着ていないだけで、わずらわしい言葉を言われてしまう背景としてあるのは、やはり多くの人が、成人式を一生に一度しかない機会と捉えていることにあると言えます。
親御さんも娘の振り袖姿を見たいと強く思うものですし、親孝行の一環にもなっていることから、振袖と成人式は切っても切れない関係なのは否めません。
また、成人式に合わせて、ヘアセットサービスを実施している美容室が多くあります。スーツ姿だと、平時と変わらない髪型になってしまいますが、振袖であれば衣装に見合ったヘアスタイルに仕上げてくれるので、服装だけでなく、髪型もバッチリおしゃれに決め込めるのも、振袖の魅力でしょう、
そしてやはり、振袖を着ることは、後悔に繋がりません。振袖以外で成人式に参加する場合スーツを着る方が多いのですが、スーツで参加した女性は、周りのきらびやかな振袖女子たちを見ると、やっぱり着ておけばよかった…! と思う方も少なくなく、振袖の着付けなど成人式当日の準備を面倒と考えスーツを選んでしまった人は、悔やむ気持ちはより大きいでしょう。
成人式で振袖を着ないメリット
男性の場合だと、ほとんどはスーツで出席するため、あまり和装への引け目を感じずに済みますが、女性の場合はスーツ姿だと、珍しい方になってしまうでしょう。
しかし振袖を着ないのは、やはりコスパがよくて楽です。あくまでスーツを着ると仮定した場合ですが、1万円以下のスーツはいくらでもありますし、動きやすくトイレに行くのも苦労しません。また成人式は1月に行われるので、スーツ姿だと、雪の影響をそこまで気にせずにすみます。
ほかにも、用事があって成人式に行けなくなったはずが、急遽予定が空いて行けるようになったという場合でも、すぐに用意できるのも便利でしょう。振袖だと、事前準備が早めでないと、なかなか良い振袖が残っていませんし、美容室も余裕を持って予約しなければなりません。
ちなみにヘアセットは、レンタル振袖のお店でもサービスを実施しているケースがありますので振袖をレンタルする方は比較的事前準備は楽だと言えます。
振袖とスーツ以外で参加するケース
どうしても振袖を着ることに何かと不都合があり、またスーツにも抵抗がある場合は、ほかにも選択肢がないわけではありません。たとえば、パーティーフォーマルのようなファッションだと、女性らしさも演出できますし、コスパ面でも動きやすさでも、不便さはないでしょう。
また、和服にこだわる気持ちが捨てきれないのであれば、いっそ袴にするのもアリかもしれません。成人式で袴を着る女性は、全体の1割未満とされており、一般的でないとはいえ、着る人もいるにはいますし、それにそれだけ少なければ、かえって目立ちます。
袴だとお値段もお手頃ですし。着脱しやすく、フットワークが軽いので、枠服の中でもとりわけ着やすい部類と言えるでしょう。袴は1年を通して人気のある和服なので、トレンド商品が多いのも魅力的です。またヘアスタイルも、振袖に合わせたものにしても遜色がないパターンが多いので、振袖の着付けを頼むように、成人式当日に美容室を利用できるでしょう。
ただしパーティーフォーマルや袴にしろ、振袖と比べると、ゴージャスさには欠けるので、そちらは留意しておいてください。
まとめ
ここまで成人式の振袖の件で、着るか着ないかについて、さまざまな視点から解説してみましたが、成人式に何を着るか、結論には近づきましたでしょうか? 成人式というと、振袖以外はスーツというイメージしかなかった方にとっては、意外にも選択肢があることに気づかされたかもしれませんね。
しかしお仕事やさまざまなの都合から、成人式に参加できるかどうか直近にならないと分からないという方は、振袖でなくても仕方ないかもしれませんが、成人式は、決して自分だけの舞台ではなく、家族の意向も汲まなければならないイベントなので、親御さんと相談したうえで、当日着るものを決めましょう。