高身長女子はどうする?成人式の振袖選びのポイント
「成人式に振袖を着たいけど、高身長に似合う振袖なんてあるのかな…」と、お悩みの方は、少なくないのではないでしょうか。
ですが、高身長のモデルさんは振袖を見事に着こなしていますし、体形別に似合う振袖がそれぞれありますので、自分に似合う振袖の特徴を知っておきましょう。
高身長女子に似合う振袖の柄はどれ?
高身長の女性は、見せられる振袖の生地の範囲が広いので、その特徴を活かすことが、着こなしのポイントとなるでしょう。特に総柄のような、全体に柄が散りばめられた振袖は、高身長の方が着こなしやすい柄になります。
奇抜な総柄だと、より映えるでしょう。地色はこの場合、黒や紺といったダークで色の濃いものだと、着姿がキリっと引き締まって見えます。また、大輪のシャクヤクや扇面などを大柄で入れた振袖も、高身長の方が着るとバランスがよくなり、非常にマッチするのでおすすめです。
大きな柄の振袖を着こなすことで、対比効果もあり、スマートな体形に見せてくれます。小さな柄も、ものによっては似合う場合があり、たとえば総柄と地色の濃淡がハッキリしている振袖なら、華やかさを引き立てられるでしょうし、近年人気のレトロ柄も、高身長の方が着ることで古さが緩和し、レトロ可愛い着こなし方が楽しめるでしょう。
高身長でキレイに振袖を着こなすポイント
高身長の女子が振袖をキレイに着こなすには、ほかにも重要な要素があるので、中途半端にポイントを押さえず、それぞれ網羅して振袖美人を目指しましょう。
■帯は低めに襟元はゆったりさせること
振袖の帯の位置は低めにすることで、均一の取れた見た目になります。平均的な身長だと、バストのすぐ下のあたりに帯を巻くのが一般的ですが、高身長の方がこのやり方にしてしまうと、子どもっぽくなってしまい、違和感が出てしまうでしょう。
帯を下にずらすことで、帯を結うお太鼓も同時に下がり、後姿をエキゾチックに見せる効果があります。ただし低い位置で結ぶ場合、緩みやすくなってしまうので、きつく結ぶことが重要で、襟元はゆったりさせ、帯を大きめに結ぶと、バランスよく着こなせます。
■小物選びも重要
高身長の女子が振袖を着ると、振袖自体のインパクトが強調されすぎてしまうので、それを補うために振袖に合わせる小物選びも気を付けなければなりません。たとえば、レースの半襟を合わせることで、可愛らしいイメージになったり、皮素材のバッグを持つことで、あか抜けた印象をより引き立たせることができるでしょう。
■髪型は流行を取り入れて可愛く変身
高身長の方は、きりりとしたシンプルなまとめ髪が映える特性がありますが、ベーシックなヘアスタイルにしてしまうと、顔の輪郭やお顔立ちによっては、大人っぽさが強調されすぎることもあります。そんな場合は、今風のふんわりしたポニーテールのようなヘアアレンジも取り入れつつ、やわらかく可愛らしさも装わせることも選択肢に入れてみるのもおすすめです。
高身長女子の振袖選びの注意点
振袖レンタルの予約は、早くて2年前から受け付けている振袖レンタス店もあり、早い段階から予約を入れる利用者が意外にも多く見られます。そのため予約を入れるのは、1年切ってしまうとだいぶ遅いタイミングとなり、高身長の女子は特に対応するサイズが限られてくるので、より早めの予約が必須となるでしょう。
振袖レンタル店によっては、高身長向けのトールサイズを取り揃えているところもありますが、そのようなお店が近場になく、利用できない場合だと、特に早めに自分に合う振袖を確保しておかなければなりません。身長170cmを超える女性向けの振袖は、特に数に限りがあります。
ちなみに振袖レンタルは、サイズ表記をわかりやすく確認できるように配慮されています。そのため、どれを選べばいいのか、膨大な種類の中から闇雲に手を付けることなく、ある程度選択肢を絞った状態で選ぶことができるのでおすすめです。
まとめ
高身長女子の成人式の振袖の選び方についてアドバイスさせていただきました。ポイントさえ押さえれば、背が高い女子でも振袖を着こなすことは、難しいことではありません。
普段から背の高さをコンプレックスに感じている女子も、少なからずいらっしゃるかと思います。しかし、そんな心配は無用です。
現代では振袖のバリエーションが増え、高身長が活かした美しさが映える振袖も用意されていますし、成人式当日に周囲を圧倒する見栄えに仕上げることも夢ではありません。
高身長をしっかり活かすためにも、振袖レンタル店には早めに足を運ぶことをおすすめします。
振袖レンタル店は、高身長の良さを的確にコーディネートしてくれるスタッフがいるところを選んで、理想の振袖を予約するようにしてくださいね。